スライドさせて盤面がしまえる、折りたたみ式のコンパスです。
ころんと、まあるく丁寧に磨き上げられたジャワ黒檀は、手触りがよく、しっくりと手になじみます。
夜空の観察や、登山などアウトドアでの方位磁石に。
アナログなので電波の届かない場所でも使えます。
生産はひとつひとつ、手作りで丁寧に磨き上げられ、木のぬくもりが感じられます。
この木の製品は、「より少ない木材で、多くの仕事を」をコンセプトに、
素材を活かし、またその素材が生まれる土地とそこに暮らす作り手、
製品のデザインのバランスを大切に考えるデザイナー、Singgih.S.Kartonoより生み出されています。
[詳細]
サイズ:本体=W5.2×D5.2×H2cm(±3mm) 箱=W7.5×D9.0×H4.5cm
重量:本体=40g(±5g)、本体+箱=75g(±5g)
素材:本体=木材(ジャワ黒檀)、コンパス部品、真鍮、仕上げオイル 箱=紙、木材、紐(綿)、鳩目(真鍮)
Designed by Singgih S. Kartono
MADE IN INDONESIA
[注意とお手入れについて]
・magnoの製品は天然素材利用のため、木目など製品によって個体差があり、小さな傷やムラのある場合もあります。
あらかじめご了承下さい。
・デリケートな素材のため、取り扱いは丁寧にお願いします。
・木の質感を活かすためにオイルで仕上げてあります。
木の製品は、長く使い続けていただくためには、木を乾燥から守るために、お手入れが必要になります。
使用後や乾燥が気になった時は、チークやパイン等のオイル(食用オリーブオイル等でもかまいません)を
一滴ほどたらした柔らかな布で拭き、仕上げに乾いた布で拭いてあげてください。
木のお友達を、どうぞ仲良く、大切にして下さい。
[Brand Story]
magno(マグノ)は、「Less Wood, More Works.(より少ない木材で、多くの仕事を)」をコンセプトに、ラジオやステーショナリーなどの「小さくて機能的な木工製品」をデザイン、製作を行っているブランドです。
「magno」という言葉は、「magniying glass(ルーペ)」から取った造語です。
「詳細に注目する、見続けていく」という意味を込めて名付けられました。
インドネシアでは、非常に大切な資材である木々の多くが、残念ながら無計画に伐採され、そこに暮らす人々に充分な利益を残すことなく海外に輸出され、小さな村が衰退してしまっているという現状があります。
magnoの木材は、ラジオの工房のあるインドネシアのジャワ島中東部の森の、計画伐採されたものを無駄なく使用しています。
その後の生産・組み立てを村の人々と行うことで、素材の有効利用と雇用機会(2本の木で1人の職人が1年間生活してゆける仕事)を創出しています。
また「Cut Less, Plant More.(切るよりも、多くを植えよう)」をモットーに、売上げの一部を活用し、
苗木の育成、村の植林活動(2012年は1本の木を使用した場合125本の苗木を植えました)、
森林農業でのコーヒー栽培、有機農業等を行い、村全体の活性化に繋がる活動にも力をいれています。